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最近、何人かのお客さんに「くっつきって、また出来ちゃうんですか?」と質問されたので、記事にしようと思います。

「くっつき」ですが、癒着(ゆちゃく)のことです。

くっつきは皮膚の下で起きてきて、どことどこがくっついちゃっているかは、人によっても身体の場所によっても千差万別です。

人の身体は
①骨があって
②筋肉がついていて
③皮下脂肪があって
④皮膚に覆われています。

それぞれの間は、本来ならば良く滑るようになっていて、そのことで循環も良いはずです。

ですが、それぞれの間が身体のどこかでくっついちゃうことは日常茶飯事で、老若男女誰にでも起こります。人類共通です。

だって、睡眠や椅子に座ることでのベッドやイスからの圧迫や鞄を肩にかけてる圧迫で起きちゃうものなので、もはや、くっつきは不可避です。


残念ながら、何もしないとくっつきはまたできてしまうので、毎日コツコツとケアすることも大事な事なんです。

そして、くっつきは、根本から取る事が必要ですし、美容には不可欠です。


私が自分の身体で実験してみた事ですが、1ヶ月はスリスリして(これと同じ原理の物)ケアして過ごすのみ、次の1ヶ月は体表面のリンパマッサージのみで過ごすのみ、と、2ヶ月間「くっつき」そのものを取らずに過ごしました。

結果、全身的にくっつきができて、皮膚の下がくっつきで硬くなりました。

くっつきをケアするには表面的なケアでは不十分で、やはり、くっつきそのものを取るアプローチが必要だということを、改めて実感しました。
だって、このくっつき、また取るのメチャクチャ痛かったですもん(泣)。


「くっつき」は身体全体の循環を悪くして、美容的にも身体の機能的にも良くないので、やっぱりコツコツとケアする必要があります。


叶恭子さんが「美は一日にして成らず」というのもうなずけますよね


参考書。